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Kan Tan

邯鄲

[流派]Yamada Ryū - 山田

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  国土完全長久と。栄花もいや増しに猶喜びは増り草の、
  菊と盃とりどりにいざやのまふよ。廻れや盃の流れはきくすゐの、
  りゅうに引かれてとく過ぐれば手まづさへぎる菊衣の、
  花のたもとをひるがへして、差すも引くも光りなれや。
  菊のしらつゆ今日ごとに、幾代つもりて渕となりぬる。
  飲めばかんろも斯くやらんと、心も晴れやかに飛び立つばかり、
  栄花にもえいやうにもげにこの上やあるべき。
  うたふ夜もすがら、日はまた出でてあきらけくらなりて、
  四季をりをりは目の前にて、万木せんそう一時に花咲けり
  面白や面白や。猶いつまでもいきの松、栄花の程もつきじ尽きせじ。

邯鄲 は下記のアルバムに収録されています

アルバム アーティスト

Yamada - 07 歌 : 二世 上原真 佐喜